face on

あぅー

たまこまーけっと

 ある対象に反発する形で現れるものではなく、ある対象と距離を十分に取った、ある対象と無関係である様を目指したときに、結果的にその対象を経由(描写は反発かも知れないし礼賛であるかも知れない)したほうが効率的であるのではないか、ということで対象と関係を結んでしまう、結ぶことを選ぶ、そんなことがある。そしてそういう理路を経ずにそれを表そうとすると、それはただの勘違いになる。イマドキ風の日常モノにファンタジーと百合をちょいと混ぜて。そう見える。

 1話を見て2話を見ていなかった俺に友人たちが「2話いいよ!」と言うので、みんなで見た。古参の証、"警戒心"を発揮する俺はすぐさまヘテロ死すべしと心の中で唱える。が、例えば2話を百合筋で見ても、ふーんということであった。あまりにも他人事過ぎる。
 百合は電源のようなもので、そこが悪いとあちらこちらに支障を来す。だから百合を勘違いするとこういう事態になる。女の子同士の恋模様も百合だしただのキャッキャウフフも百合だし姉妹喧嘩も百合だし女の子が女の子の髪の毛触ったら百合だが、そのどれかがあれば百合になる、のではない。と、俺なら言うが、きっと百合という言葉を使わなくても同じ状況なんだろうな、と思ってたら某MK2さんが書いてました。まる